シェルスクリプト呼出用Webアプリケーション

シェルスクリプトに引渡すためのパラメータをブラウザの画面上で入力してもらい、その入力内容から入力ファイルを生成し、シェルスクリプトを呼出。そしてシェルスクリプトの処理終了後に、出力された画像ファイルをブラウザ画面に表示させたうえ、同時に生成されるPDFファイルやデータファイルをダウンロード可能とするシステム。

システムの構成は操作画面と管理画面に分かれ、操作画面はイントラネット上で公開し、他の研究者によるブラウザ経由でのシェルスクリプト呼出と実行結果の取得を可能とする。管理画面はシェルスクリプトの管理者のみログイン可能とし、それぞれのシェルスクリプトのファイル名の指定や入力パラメータの設定を行う。

特徴

  • シェルスクリプトへ引き渡す入力パラメータは、項目数の増減や表示順の変更を自在に行えるようにしたいとの要件あり。また、入力パラメータのタイプ(※次項参照)も複数のパターンが想定された。このため、入力パラメータの入力画面はユーザ(シェルスクリプトの管理者)が管理画面にて自由に入力項目の設定を行えるよう、CMS形式で設計した。
  • 入力パラメータのタイプは、プルダウン形式/テキストボックス形式/各セルにテキストボックスを設置したx行y列の表形式/複数項目が連動するプルダウン形式/説明文などを表示する固定文言形式、など複数のパターンを選択可能とした。
  • シェルスクリプトが複数スレッドからの同時呼出には対応していなかったため、Webアプリ側でロック制御も実施。
  • シェルスクリプトの呼出処理は、Ajaxによる非同期で実施。

クライアント

研究機関

アーキテクチャ

PHP、CakePHP、SQLite、JQuery