Tibbo-Piを使って IoTの導入トライアルは迅速・簡単に。

2019/02/20-02/21の2日間、茨城県産業技術イノベーションセンターで開催されたTibbo-Piのハンズオンセミナーに参加してきました。

「 Tibbo-Pi & Node-RED の組合せはこれほど凄まじいのか!」
これが感想です。

Tibbo-Piの存在は以前より知っていたのですが、「Tibbo-Pi P3 Basic Kit」が49,800円(税別)と割高な印象だったため、ちょっと敬遠していました。しかし今回、産業技術イノベーションセンターよりお声掛けをいただきハンズオンセミナーに参加し、実際に使ってみたところ、その印象はガラリと転換しました。

Webアプリ技術者やスマホアプリ技術者の多くにとって、IoTは関心がありつつも少々敷居が高いものではないでしょうか。
それが、この「Tibbo-Pi & Node-RED」があれば、Webアプリ技術者でも 低い学習コストで IoTを絡めた提案ができるようになると期待できそうです。

Node-REDは実は今回初めて触ったのですが、裏ではJavaScriptが動いていますのでWebアプリ技術者でしたら考え方はすぐに理解できると思います。
Node-REDが複雑な処理を記述するのに向いているのかはまだ分かりませんが、少なくともIoTのエッジデバイスではそれほど複雑な処理を行なうわけではありません。むしろNode-REDでの開発が直感的で向いているのではないかと感じられました。

Node-REDのプログラム作成画面。

そしてハードであるTibbo-Piは、センサ系ブロックを使って簡単にセンシングデバイスを作れるだけでなく、I2CやSPI、RS232などで外部のセンサやデバイスと接続することもできますので拡張性も高いのではないかと思われました。